☆あらすじ
ドクミは誕生日を迎え、ライアン・ゴールドはいろいろなことをしてお祝いします。
そして、ライアンは母親と和解し、ライアンの本当の誕生日や幼いころの写真などを知ることができます。しかし、その写真をきっかけにライアンの過去のトラウマの原因が、そこにつながる悲しい過去が判明することに…
【キャスト】
ソン・ドクミ…パク・ミニョン
アイドルオタク、チェウム美術館のキュレーター、33歳。
ライアン・ゴールド…キム・ジェウク
画家、天才アートディレクター、チェウム美術館の新館長、33歳。
チャ・シアン…チョン・ジェウォン /ONE
ドクミの最愛のアイドル、23歳。
ナム・ウンギ…アン・ボヒョン
ドクミの幼なじみ、33歳。
★感想
幼いころの夢から始まります。
目を覚まし、ドクミは誕生日を迎えライアンの愛溢れるお祝いを受け幸せな1日を過ごします。ドクミの親友ソンジェも夫と仲直りして楽しく過ごします。
ドクミの母が幼いころのライアンと関係があったことがわかります。
ライアンの計らいで、ドクミの誕生日を少しの時間シアンと2人きりで過ごすことができます。その時間、ライアンは母と二人の時間を過ごします。その際、本当の誕生日や過去の写真をもらいます。
しかし、その過去の写真によって、ライアンの昔の事実が見えてきます。
ライアンのことを施設に捨てたのは、ドクミの母でした。ライアンと施設にすてたユンジェが同一人物だと最初に気が付いたウンギによってドクミ母へ明かされます。そして、母はドクミを家に呼びその話をします。しかし、事実を知ったドクミは、ライアンのトラウマを作った母に失望し、家を飛び出します。
その後、父によって過去の真実をドクミは聴くことになります。ドクミには実は弟がいて、事故によってなくなったこと、幼かったドクミはその事実を受け止めきれず記憶がなくなったこと、その時期にライアンが家に来て育てきれず施設に預けたこと…
ドクミは自分のためだったと知り大きなショックを受けます。
そして、ライアンもドクミもすべてを知った状態で向き合います。
お互いのことを思い話あいます。ライアンはドクミの母とも向き合い和解します。
そして、ライアンからの誕生日プレゼントとしてドクミの自画像の完成した絵を…ライアンは絵を再び描けるようになるのです。
ずっと一人で過去の事実を背負ってきたウンギのやさしさに温かい気持ちになり、ライアンも自分のトラウマの原因を作ったドクミ母を恨むことより、過去の事実をしってショックを受けているドクミの気持ちを優先するのがなんて、なんてやさしいんだととても幸せな気持ちになりました。お互いを思いやり、ドクミも逃げ出したいところを我慢してライアンと向き合います。相手への気遣い言葉選びがとてもやさしさにあふれていて落ち着いてみれます。
もっとTHE韓国ドラマっていう感じがいいひとには物足りなさや真実味が薄い感はあるかもしれませんが…
でも、本当にこの作品は、感情の起伏を己の中でかみ砕く努力をする人物ばっかりで、争いが起きないところが好きです。
キム・ジェウク、パク・ミニョンの出演作品多数